1.入力方法と解説
売上高は、販売個数×販売価格で決定します。(販売個数と受注個数、販売可能個数の関係について)
いくら「現金をもらったか」(現金主義)ではなく、販売の結果いくらの「現金をもらう権利が発生したか」(発生主義)により売上を認識する点に注意して下さい。
下の例は、当四半期に75,400千円の売上があり、翌四半期に同額の手形を受け取ることを示しています。
翌四半期には、この手形を割り引くか、そのまま期日(翌々四半期)まで待つかを判断することになります。

2.会計処理
会計上は、資産の増加/収益の増加として認識されます。収益の増加は「売上高」として損益計算書に反映されます。
当四半期の受注・販売により、当四半期の資金の増減はありませんが、翌四半期には手形を受け取る権利が生じており、その手形を割り引くか、更に1四半期待って資金化することにより資金の増加につながります。
そこで、キャッシュフロー計算書(資金繰表)においては、「売上高」として備忘的にこれを記載し、翌四半期以降における資金の増加を管理するとともに、貸借対照表の「売掛金」として反映されます。
翌四半期には、売掛金は手形として回収されます。回収した手形の一部につき、手形割引を実行し、残額が翌四半期の受取手形の残高となり、貸借対照表に反映されます。

