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期末仕掛(製造業)

1.解説

期末仕掛品の帳簿価額は、前四半期の期末材料の帳簿価額と当四半期の労務費、減価償却費、外注加工費の合計額と一致します。
これは、BSGの前提として、①前四半期の期末仕掛品は当四半期においては全て工場から営業所に製品として搬出されること、②前四半期の期末材料は全て工場に搬入され、加工されることにより仕掛品として資産価値を高めるということを意味します。
















2.会計処理

会計上は、資産の増加/費用の減少として認識されます。

費用の減少は「期末棚卸」として製造原価報告書の期末仕掛品の欄にマイナス金額として反映されます。
期末棚卸を認識し帳簿に反映させる行為は、費用収益対応原則の要請から売上と原価の対応関係を維持するために行われるものであり、資金の増減とは無関係です。
その行為は企業会計における売上と原価の対応関係を維持するために行われます。(費用収益対応原則)
 ご参考 製造原価に関する解説動画

資金の増減はありませんのでキャッシュフロー計算書(資金繰り表)には影響を与えません。
資産の増加は、期末材料、期末製品と併せて貸借対照表の棚卸資産の増加として反映されます。
貸借対照表の棚卸資産の残高は、次のように計算され、結局当四半期の期末棚卸高が計上されます。

=前四半期の期首棚卸高ー当四半期の期首棚卸高+当四半期の期末棚卸高
=当四半期の期末棚卸高




3.帳簿への反映